気分障害②〜うつ病・躁うつ病〜 津島鍼灸接骨院

こんにちは!津島鍼灸接骨院(津島市天王通)の井亦です!

 

前回に引き続き、気分障害のお話ししていきます!

ココロではなく、脳機能からうつを捉えてみると、、、。

「ココロの風邪」などという異名があるが、とんでもありません。うつとは最悪の場合、死に至る病です。全ての事に対する興味が削がれ、ココロのエネルギーが枯渇し、生きる気力を失うこともある病気です。

 

うつの歴史を辿ると紀元前4世紀、ヒポクラテスの時代から原因不明の抑うつ状態は認められていたといいますが、現在に至るまでそれがいかなる原因で生じるのかは明らかにされていません。
ただ、脳科学的見地からの所見や仮説はいくつかあります。

 

ひとつは、脳の伝達物質の量が不足しているというものです。特に心身の安定に関与するセロトニンという神経伝達物質の減少が見られると、抑うつ状態に陥ります。これを「モノアミン欠乏仮説」といいます。また、セロトニンを受け止めるレセプターが過剰に反応して、セロトニンが分泌されると過剰に反応して機能不全を起こしてしまうという「モノアミン受容体亢進仮説」というものもあります。

 

他にも、女性ホルモンの変動が抑うつ状態を引き起こす事も知られています。月経の約2週間前にイライラや情緒不安定に陥る状態をPMS(月経前症候群)といいますが、このうち特に精神的不調が強く出るものをPMDD(月経前不快気分障害)と呼び、こちらはうつ病の一種とされています。うつ病は慢性的に症状が表れますが、PMDDは月経が始まると症状が改善するのが特徴です。

BDNFの量が少なく、海馬の容量も小さい。

 

最近、注目されているものには「BDNF仮説」というものがあります。BDNFとは、脳由来神経栄養因子のことで、その名の通り神経細胞(ニューロン)の発達や成長、維持や再生を促すタンパク質です。脳から分泌されたセロトニンの情報が神経細胞間を伝達されていくと、最終的に細胞の核に入って遺伝子に伝えられ、タンパク質が作られます。セロトニンの最終産物の一つがこのBDNF。

実際、うつ病の患者の脳にはBDNFの量が少ない事が分かっています。さらには、うつ病患者の脳を画像で見てみると、大脳辺縁系にあり記憶に関わる海馬の容量が小さいという所見がいくつもあります。

 

と、脳機能の不調は多々見つかっていますが、それがなぜ起こるのかは解明されていないのが現状です。今後の研究で明らかにされていく事に期待したいですね。

 

いかがでしたでしょうか?
ちょっと専門用語もあり、難しかったかもしれませんね!
次回はうつ病のタイプについてお話しします!

何かお困りの際はお近くのハートメディカルグループまで!

 

 

 

 

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