乳酸はエネルギー源 さくらやま鍼灸接骨院

こんにちは!さくらやま鍼灸接骨院(名古屋市昭和区)の谷澤です。

 

最も勘違いされた乳酸の知識は
「乳酸は疲労物質である」ということです。

乳酸は疲労物質ではありません。

反対に乳酸はエネルギー源として働きます。

確かに強度の高い運動をすると乳酸血中濃度は上がります。
それでも乳酸は疲労物質ではないのは何故か書いていきます。

 

人は主に脂肪と糖をエネルギー源とします。
乳酸は糖にのみ、関係します。
糖と脂肪の違いは

●糖は炭素6個なので小さい。
●脂肪は炭素50個程なので大きい。

●糖は水に溶けやすい。
●脂肪は水に溶けにくい。

つまり糖の方が使われやすいといえます。

しかし糖は水を吸収し過ぎてしまう事(普段はグリコーゲンとして吸収率を抑えている)と血管を損傷させるデメリットから身体に多く貯蔵出来なくなってます。(全身で500g程度)

使いやすいのに貯蔵量は少ないため、糖は普段あまり使わないように制限されています。

昔は糖の代謝時に酸素が枯渇することで乳酸ができるとされていましたが、それは誤りです。
→つまり無酸素運動で乳酸が増えるは誤りです。
→そもそも無酸素運動は存在しません。短距離走も無酸素運動ではなく息を止めているだけ有酸素運動です。

 

正しくは、単に糖の分解量が急に増えすぎると乳酸ができます。(糖の分解過程でアセチルCoAと乳酸になるルートがある)

 

何故こうなるかというと、
エネルギーを必要とした時の糖の分解は過剰に起きるからです。
過剰に分解してしまったものを乳酸として留めています。

まとめると
糖を過剰に分解→使用
の余剰が乳酸になります。

余剰の乳酸は筋肉から飛び出して全身を周り、全身の筋や脳のエネルギー源になります。

乳酸は既に糖が分解されていた状態なので使いやすく、病院の点滴でも乳酸リンゲル液として使われています。

 

ではなぜ、運動強度が高いと乳酸が増えるのかといえば
産生と消費のバランスで、産生が増えるからです。
長距離走など低強度な運動でも乳酸は産生されますが(安静にしていても産生される)、単に産生量が少ないため、血中の乳酸濃度が増えません。

まとめ
●乳酸は疲労物質ではない
→乳酸を排出して疲れを取るは誤り
●乳酸はエネルギー源

 

さくらやま鍼灸接骨院

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