リュックサックがあるかないかで歩行時の動作や腰部に影響があるのか ふきあげ鍼灸接骨院

こんにちは!

ふきあげ鍼灸接骨院(名古屋市昭和区)の奥谷です!

 

リュックサックがあるかないかで歩行時の動作や腰部に影響があるのか

今回はリュックサックは腰にいいのか

 

ある論文によると、リュックサックの重さと腰部の負担の変化の実験をしたところリュックサックの重さの増加に伴い、骨盤の前傾角度が増加した。
と書いてありました。
どういうことかと言いますと、腰は生理的弯曲でみんな前弯しています。
前弯を維持することは姿勢の維持、腰をいためさせないために重要です
前弯が強すぎてしまうと、反り腰になってしまい腰痛を引き起こすので強すぎてもだめです。

 
上の絵を見てもらうと分かる通り、骨盤が前に倒れる(前傾)すると腰椎の前弯が増加のが分かります。
これを腰椎骨盤リズムといい、骨盤前傾→腰椎前弯となるのです。

 

【骨盤リズムとは】

立位体幹屈曲において、腰椎と骨盤が一定のリズムをもって動くこと。

腰仙部で約75%
L4.5椎間で20~25%
L1~4各椎間で5~10%

の割合で各脊椎が動いて体幹を屈曲させたりしている。
胸椎は立位姿勢のときすべての動きで彎曲を変化させないため
L4~腰仙関節の間で実に体幹を屈曲するのに80~90%を占めているので、
下位腰椎の可動性が重要。

 

このことを踏まえて先ほどの話に戻ります。
普通の姿勢の状態で背中にリュックを背負います。

そうするとリュックサックと体幹の重心が腰部関節の中心に近づくため、
腰部関節の後方に重力が通過するようになります。

そうすると、腰部に屈曲モーメントの力が出てくるので体の腹筋群の筋肉が
体を支えようと働きます。
体の重心も後方に変位し、股関節の後方にベクトルが通過するため、
股関節にも屈曲モーメントの力が出てきます。

 

腰と股関節の屈曲モーメントの増加で使われる筋肉の代表が腸腰筋です。
腸腰筋は腰椎骨盤リズムによって骨盤前傾、腰椎前弯を増加させます。
歩行時などで腸腰筋が使えていないと猫背になってきます。

 

このことからリュックサックを背負うと腰椎前弯、骨盤前傾になるため
腰を痛めにくい姿勢になります。

 

しかし体重の15%の重さのリュックを背負うと重すぎて
腰椎に負担がかかってしまうので注意が必要です。

 

参考文献
直井 俊祐ら(2014)「リュックサック使用が立位姿勢の運動学・ 運動力学的変化に及ぼす影響 」

 

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